コンパクトでお洒落なルックスが魅力の、エピフォン・カジノクーペ。しかし、その本当の評判を探してみると、良い点だけでなく気になる声も見つかり、購入に一歩踏み出せないでいませんか?
「通常モデルとの違いは?」「フルアコだけどハウリングは大丈夫?」
この記事では、そんなあなたの疑問や不安に寄り添い、絶賛される独特のサウンドや驚くほどの軽さといった魅力はもちろん、購入前に知っておくべき“弱点”まで、ネット上のリアルな評判を徹底解剖します。
あなたがこのギターを手にした時、本当に満足できるのか。後悔しないための判断材料をすべて詰め込みました。購入を真剣に検討しているあなたにとって最良のガイドとなるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

- 良い評判と悪い評判の両面から見たリアルな評価
- 通常サイズのカジノとの具体的なスペックやサウンドの違い
- 中古市場の価格相場と購入時のチェックポイント
- 購入後の改造やセッティングといった活用のヒント
購入前に知るべきエピフォンカジノクーペの評判
エピフォン・カジノクーペの購入を具体的に考え始めると、その魅力だけでなく、実際の使い勝手や注意点など、様々な疑問が浮かんでくるはずです。
この章では、そうした疑問に答えるため、購入を判断する上で根幹となる基本的な情報を網羅的に解説します。サウンドの魅力から通常モデルとのスペックの違い、そして見逃せない欠点や現実的な価格相場まで、後悔しないために必ず押さえておきたいポイントを一つずつ見ていきましょう。

ネット上の良い評判は?エピフォンカジノの魅力を解説
エピフォン・カジノが長年にわたり多くのギタリストから愛され続ける理由は、その独特の構造とサウンドにあります。まず結論から言うと、カジノの最大の魅力は、センターブロックを持たないフルアコースティック構造(フルアコ)と、パワフルなP-90ピックアップの組み合わせが生み出す、空気感のある唯一無二のトーンです。
このフルアコ構造により、ギター本体が豊かに鳴り、アンプラグドでも練習が楽しめるほどの生鳴りが得られます。アンプを通した際には、このボディの鳴りがサウンドにエアー感を加え、ソリッドボディのギターでは決して出せない、温かく広がりのあるサウンドキャラクターを生み出します。
そして、そのサウンドの核となるのが、2基搭載されたP-90シングルコイルピックアップです。シングルコイルならではの歯切れの良さと、ハムバッカーにも通じる太くパワフルな中音域を両立しており、クリーンでは煌びやかに、歪ませれば骨太でエッジの効いたサウンドを出力します。この汎用性の高さが、ロック、ブルース、ジャズといった幅広いジャンルでカジノが活躍する理由の一つです。
歴史的な背景も、このギターの魅力を語る上で欠かせません。ザ・ビートルズのメンバーが愛用したことで、カジノはブリティッシュ・ロックを象徴するギターとしての地位を確立しました。多くの名曲で聴かれるそのサウンドは、今なお世界中のギタリストにとって憧れの対象となっています。

通常モデルとのエピフォンカジノクーペの違い
エピフォン・カジノクーペは、伝統的なカジノの魅力を受け継ぎながら、現代のプレイヤーのニーズに合わせて再設計されたモデルです。最も大きな違いは、そのボディサイズにあります。カジノクーペは、通常のカジノのボディ幅を約85%にサイズダウンしており、レスポールに近い感覚で抱えることができます。
このコンパクト化は、演奏性に大きな影響を与えています。特に、ネックジョイントが通常のカジノの16フレットから19フレットに変更された点は見逃せません。これにより、カジノの弱点とされていたハイポジションでの演奏性が劇的に向上し、よりテクニカルなリードプレイにも対応しやすくなりました。
サウンド面では、ボディが小さくなった分、生鳴りの豊かさや空気感はオリジナルのカジノに一歩譲るものの、その差は僅かです。むしろ、箱鳴りが少し抑えられたことでサウンドがタイトになり、バンドアンサンブルの中で音が埋もれにくくなるというメリットが生まれています。また、フルアコ構造のギターにとって宿命とも言えるハウリング(フィードバック)に関しても、ボディ容積が小さいカジノクーペの方が若干発生を抑えやすい傾向にあります。
以下の表で、主な仕様の違いを比較してみましょう。
仕様 | Epiphone Casino | Epiphone Casino Coupe |
ボディ幅 | 約41cm | 約35cm (カジノの約85%) |
構造 | フルアコースティック | フルアコースティック |
ネックジョイント | 16フレット | 19フレット |
演奏性 | ハイポジションはやや弾きにくい | ハイポジションの演奏性が向上 |
サウンド傾向 | 豊かなエアー感と生鳴り | ややタイトでまとまりのある音 |
ハウリング耐性 | 比較的しやすい | カジノよりは抑えやすい |
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要するに、カジノクーペはオリジナルのカジノが持つ唯一無二のサウンドキャラクターをしっかりと継承しつつ、取り回しの良さと演奏性を格段に向上させた、非常に実用的なモデルであると言えます。

気になるエピフォンカジノクーペの重量
ギターを選ぶ上で、サウンドやルックスと同じくらい重要な要素が重量です。特に長時間のステージやリハーサルでは、ギターの重さがパフォーマンスに直接影響を与えることも少なくありません。その点において、エピフォン・カジノクーペは大きなアドバンテージを持っています。
カジノクーペの重量は、個体差はありますが、おおよそ2.6kgから2.8kg程度が一般的です。これは、多くのエレキギターの中でも際立って軽量な部類に入ります。例えば、定番モデルであるレスポールの平均重量が4.0kg前後、ストラトキャスターでも3.5kg前後であることを考えると、カジノクーペがいかに軽いかがわかります。
この軽さの秘密は、ボディ内部にセンターブロックを持たないフルアコースティック構造にあります。ボディの大部分が空洞であるため、ソリッドボディのギターとは比較にならないほどの軽量化が実現されています。
この軽量ボディがもたらすメリットは計り知れません。まず、立って演奏する際の肩や腰への負担が大幅に軽減されます。これにより、長時間のライブでも疲れにくく、演奏に集中することができます。また、ギター自体の取り回しが非常に楽になるため、ステージ上でのアクティブなパフォーマンスにも貢献します。小柄な方や女性ギタリストにとっても、この軽さは大きな魅力となるはずです。

知っておきたいエピフォンカジノの欠点と共振
エピフォン・カジノおよびカジノクーペは多くの魅力を持つ一方で、その構造に由来するいくつかの注意点も存在します。購入を検討する上では、これらの欠点を正しく理解しておくことが大切です。
ハウリングのしやすさ
最も知られている欠点は、ハウリング(フィードバック)が発生しやすいことです。これは、ボディ内部が空洞であるフルアコ構造の宿命とも言えます。アンプから出た音がギターのボディを共鳴させ、その振動を再びピックアップが拾うというループが発生することで、「キーン」や「ブーン」といったノイズが起こります。特に、アンプの音量を上げたり、深く歪ませたりするセッティングでは顕著になります。
カジノクーペはボディが小さい分、通常のカジノよりはハウリングに強いとされていますが、それでもソリッドギターに比べれば格段にハウリングしやすいことに変わりはありません。対策としては、アンプとの位置関係を調整したり、イコライザーでハウリングしやすい周波数帯域をカットしたり、ノイズゲートなどのエフェクターを使用したりする方法が考えられます。
弦のビビリや共振
「共振」や特定のフレットで発生する弦のビビリに悩まされるケースも報告されています。原因は様々ですが、カジノ特有の構造に起因するものとして、金属製のピックアップカバー内部での振動や、ABR-1タイプのブリッジの駒、駒の脱落防止用の針金が振動源となることがあります。これらの問題は、パーツの再固定や調整、場合によってはナッシュビルタイプなど別のブリッジに交換することで改善される場合があります。
パーツの品質と個体差
現行モデルでは品質が安定していますが、生産された年代や工場によっては、ペグ(糸巻き)やジャックといったパーツの信頼性にばらつきが見られることもあります。また、大量生産モデルであるため、ネックの握りや塗装の仕上がりなどに若干の個体差が存在する可能性も念頭に置いておくと良いでしょう。これらの点から、可能であれば実際に楽器店で試奏し、自身のフィーリングに合う一本を選ぶことが理想的です。
カジノクーペの定価と中古・買取相場
エピフォン・カジノクーペの価格帯を把握することは、購入計画を立てる上で非常に重要です。新品での定価から、中古市場、そして将来手放す際の買取相場までを見ていきましょう。
カジノクーペのメーカー希望小売価格(定価)は、¥70,400(税込)に設定されていました。コストパフォーマンスに優れたエピフォンブランドの中でも、比較的手に入れやすい価格帯と言えます。
しかし、後述の通りカジノクーペは一度生産終了となっているため、現在では新品での入手は困難な状況です。そのため、主な入手経路は中古市場となります。中古での販売価格は、ギターの状態や年式、付属品の有無によって変動しますが、おおむね6万円台後半から8万円程度で取引されることが多いようです。特に目立つ傷が少なく、コンディションの良い個体は高値で取引される傾向にあります。中古品を探す際は、ネックの反りやフレットの減り、電装系の状態などをしっかりと確認することが後悔しないためのポイントです。
一方、所有しているカジノクーペを手放す際の買取相場については、中古販売価格の5割から6割程度が一つの目安となります。もちろん、これも楽器の状態に大きく左右されます。少しでも高く買い取ってもらうためには、日頃から丁寧に扱い、純正のソフトケースなどの付属品を揃えておくことが望ましいです。
さらに深掘り!エピフォンカジノクーペの評判
ここまではカジノクーペの基本的な評判やスペック、そして注意点について解説しました。この章ではさらに一歩踏み込み、生産状況の真相からロックシーンでの具体的な適性、さらには購入後の楽しみ方を広げる改造や弦の選び方まで、より専門的な情報を深掘りしていきます。カジノクーペというギターのポテンシャルを最大限に引き出すためのヒントが満載です。

エピフォンカジノクーペは生産終了した?
エピフォン・カジノクーペの生産状況については、多くの関心が寄せられています。結論から言うと、2014年に登場した初期のカジノクーペは、一度生産終了がアナウンスされました。このため、一時期は新品での入手が非常に困難になり、中古市場で探すのが主な入手方法となっていました。
しかし、その人気と実用性の高さから再生産を望む声が多く、近年エピフォンの「Inspired by Gibson」コレクションの一つとして、カジノがラインナップされています。この現行シリーズには、フルサイズのカジノは含まれていますが、カジノクーペが常に安定して供給されているわけではないようです。時期によっては限定的に生産されたり、特定のディーラーのみで取り扱われたりすることがあります。
したがって、現在カジノクーペを手に入れたい場合、基本的には中古市場で状態の良い個体を探すことが最も現実的な選択肢となります。生産が終了したモデルは、希少価値から将来的に相場が変動する可能性も考えられます。もし楽器店やオンラインマーケットで気に入った個体を見つけた場合は、早めに決断するのが良いかもしれません。最新の生産情報については、エピフォンの公式サイトや国内の正規代理店の情報を定期的にチェックすることをおすすめします。

高いエピフォンカジノのロック適性
エピフォン・カジノと聞くと、ビートルズの影響からポップスやロックンロールのイメージが強いかもしれませんが、そのサウンドは非常に幅広いロックミュージックに対応できるポテンシャルを秘めています。
カジノのサウンドの核となるP-90ピックアップは、フェンダー系のシングルコイルのような煌びやかさと、ギブソン系のハムバッカーのような太さを併せ持っています。この特性により、クリーンからクランチサウンドでコードをかき鳴らすバッキングプレイでは、他のギターにはない絶妙な存在感を発揮します。センターブロックがないフルアコ構造が生み出す豊かな倍音とサステインが、コード一つ一つの響きをリッチにしてくれます。
一方で、ゲインを上げて歪ませていくと、P-90は粘りのあるパワフルなリードトーンを生み出します。ジョージ・ハリスンやジョン・レノンが奏でたファズを効かせたソロのように、独特の荒々しさと甘さを両立したサウンドは、多くのロックギタリストを魅了してきました。
ただし、前述の通りハウリングの問題があるため、現代的なハイゲインのメタルやハードロックにはあまり向きません。しかし、ブルースロック、ガレージロック、オルタナティブロック、そしてもちろんブリティッシュ・ロックといったジャンルにおいては、カジノならではのサウンドが素晴らしい化学反応を起こします。ボーカルを邪魔することなく、かつバンドサウンドの核となれる芯の太い音は、リズムギターにもリードギターにも最適です。

エピフォンカジノクーペの改造で音作りを楽しむ
エピフォン・カジノクーペは、そのままでも非常に魅力的なギターですが、比較的シンプルな構造ゆえにカスタマイズの素体としても優れたポテンシャルを秘めています。自分だけのサウンドや演奏性を追求するために、様々な改造に挑戦するプレイヤーも少なくありません。
ピックアップ交換
最もサウンドに影響を与える改造がピックアップの交換です。オリジナルのP-90も評価が高いですが、よりヴィンテージライクなトーンを求めてリンディ・フレーリンやセイモア・ダンカンといったリプレイスメントブランドのP-90に交換する例は多く見られます。また、ノイズを軽減するためにスタックタイプやP-100といったハムキャンセル構造のピックアップを選ぶことも可能です。
電装系のアップグレード
ポットやコンデンサー、配線材を高品質なものに交換することで、サウンドの解像度やトーンの効き具合を向上させることができます。CTS製のポットやオレンジドロップといった定番パーツにアップグレードするだけで、音のクリアさや抜けが大きく改善されることがあります。
ブリッジやペグの交換
チューニングの安定性を高めるための改造も人気です。オリジナルのブリッジを、より精度が高くサステインが向上するゴトー製などに交換したり、ペグを弦交換が容易でチューニングが狂いにくいロック式のものに交換したりすることで、演奏時のストレスを大幅に軽減できます。特にローラーブリッジへの交換は、チューニングの安定性に効果的です。
これらの改造には、ハンダ付けなどの電気的な知識や専門的な工具が必要になる場合があります。自信がない場合は、無理をせず専門のリペアショップに相談することをお勧めします。少し手を加えるだけで、カジノクーペはさらに愛着の湧く一本へと進化するでしょう。

エピフォンカジノにフラットワウンド弦を張る
ギターのサウンドを大きく左右する要素の一つが「弦」です。エピフォン・カジノの持つポテンシャルを別の角度から引き出す方法として、フラットワウンド弦を試してみる価値は十分にあります。
通常、多くのエレキギターにはラウンドワウンド弦が張られています。これは表面がザラザラしており、ブライトでサステインの豊かなサウンドが特徴です。一方、フラットワウンド弦は、芯線に巻かれる巻線が平らなリボン状になっており、表面が非常に滑らかです。
この構造の違いにより、フラットワウンド弦は以下のようなサウンド特性を持ちます。
- ウォームでメロウなトーン: 高音域が抑えられ、丸く温かみのあるサウンドになります。
- アタック音の減衰: ピッキングした際のアタック音が柔らかく、サステインは短めです。
- フィンガーノイズの軽減: 表面が滑らかなため、指が弦をこするキュッキュッというノイズがほとんど出ません。
これらの特性から、フラットワウンド弦は伝統的にジャズギタリストに好まれてきました。カジノのようなフルアコ構造のギターとの相性は抜群で、張るだけで甘くメロウなジャズトーンを手に入れることができます。
また、ビートルズの中期サウンド、特に「デイ・トリッパー」などで聴かれる独特のタイトなサウンドを再現するために、あえてカジノにフラットワウンド弦を張るプレイヤーもいます。ラウンドワウンド弦では出しにくい、パーカッシブで味のあるサウンドキャラクターを求めるなら、一度試してみる価値があるセッティングです。
品質は?エピフォンギターの生産国
エピフォンブランドのギターを選ぶ際に、その品質を判断する一つの材料として生産国が気になる方も多いでしょう。エピフォンの生産拠点は、その長い歴史の中で様々に変遷してきました。
もともとアメリカのブランドであったエピフォンは、ギブソン社に買収された後も、しばらくはアメリカのカラマazoo工場で生産されていました。ビートルズが使用した有名なカジノも、この時期のアメリカ製です。
その後、1970年代に入ると生産拠点は日本に移り、「マツモク」などの工場で質の高いギターが製造されました。この時期の日本製エピフォンは「ジャパン・ヴィンテージ」として、現在でも中古市場で高い人気を誇ります。
1980年代以降は韓国、そして現在では主に中国やインドネシアが主力生産拠点となっています。特に中国には大規模な自社工場を構え、徹底した品質管理のもとで製造が行われています。「中国製は品質が低い」というイメージは過去のものであり、近年のエピフォン製品は価格を遥かに超える高いクオリティを実現していると評価されています。
ギターのヘッド裏やfホールから見えるラベルに記載されたシリアルナンバーを調べることで、そのギターがどの国のどの工場で、いつ製造されたかをおおよそ特定することが可能です。生産国によって細かな仕様やサウンドの傾向に違いがあるとされることもありますが、最も大切なのは個体そのものの鳴りやコンディションです。
総括:その評判、信じていい?エピフォンカジノクーペの特徴と隠れた弱点
エピフォン・カジノクーペの評判を調べると、そのコンパクトなボディと独特のサウンドに多くの魅力が見出せる一方で、購入前に知っておくべき重要な注意点も存在します。このギターの真価を理解するためには、長所と短所の両面を公平に見て、自身に合う一本かしっかりと見極めることが不可欠です。
このギターを評価する上で、特に重要なポイントは以下の5点に集約されます。
- サウンドの魅力: ボディ内部が空洞のフルアコースティック構造と、太く歯切れの良いP-90ピックアップの組み合わせが、空気感のある唯一無二のトーンを生み出します。
- 演奏性とサイズ感: 通常のカジノより一回り小さいボディと、ハイポジションが弾きやすいネックジョイントを採用し、取り回しと演奏性が格段に向上しています。
- 際立った軽量さ: 一般的なエレキギターより大幅に軽い約2.6kgから2.8kgという重量は、長時間の演奏における身体への負担を大きく軽減します。
- 構造上の注意点: ボディが空洞であるため、アンプの音量を上げたり音を歪ませたりすると、ハウリング(フィードバック)が発生しやすいという弱点があります。
- 入手方法と価格帯: 現在は中古市場での入手が中心となり、コンディションによって価格は変動しますが、6万円台後半からが主な相場です。
このように、カジノクーペは単に見た目がユニークなだけでなく、そのサウンド、演奏性、重量、そして特有の注意点に至るまで、際立った個性を持つギターです。これらの特性を総合的に理解することで、エピフォン・カジノクーペが自分にとって本当に価値のある一本なのかを的確に判断できるでしょう。
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